【自治体・中間事業者向け】Amazonふるさと納税あるある「返礼品登録時のよくあるエラー」の解消方法
こんにちは!
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皆様、年末に向けて「ふるさと納税」の準備はお済みでしょうか?
昨年の2024年12月から、「Amazonふるさと納税」が提供開始され、それに合わせて、全国の自治体様もAmazonへの参加され、返礼品の登録業務でお忙しかったかと思います。
当社もご契約いただいた自治体様や中間事業者様とやり取りをさせていただくようになってから1年が経過する段階で、更なる寄付額の向上を目指し、返礼品(=商品)の登録や内容の充実化などに注力しております。
今回の記事では、「Amazonふるさと納税」において全国の自治体様のお悩み・お困り現象のひとつ「返礼品登録時のエラーの解消方法」について、解説いたします。
目次
【よくあるお悩み①】返礼品名が流用できない
Amazonふるさと納税を導入される自治体様は基本的に「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」など、他のふるさと納税ポータルサイトを運用しているケースがほとんどかと思います。
そのため、Amazonに返礼品を登録しようとした際に「楽天ふるさと納税と同じ返礼品名を使おう」とするパターンが多いです。
しかし、「返礼品名(=商品名)に禁止ワードが入っている」「返礼品名が長すぎる」などのエラーでAmazon上に登録ができない状況に陥ることが多々あります。
基本的に起きがちなエラーは以下の3つです。
エラーが起きる例も記載しますので、現在返礼品名の登録でお悩みの方はご活用ください!
よくあるエラー要因
- 「プロモーションに該当する用語」関連の禁止ワードが使用されている。
- 同じ単語が2回以上使用されている。
- 返礼品名が200文字を超えている。
【図解付き】返礼品名のどこがエラーに該当するか?

①【赤文字】「プロモーションに該当する用語」関連の禁止ワードが使用されている
➡数量限定、ベストセラー、人気、有名 など
②【緑文字】同じ単語が2回以上使用されている
➡「蟹」が2回以上使用
③【青文字】返礼品名が200文字を超えている
➡基本的に200文字以内、Amazonモバイル版ですと長い商品名は記載されないため80文字以内を推奨です。
Amazonの返礼品名の登録には細かいルールが多くあります。
基本的には上記の3点を厳守しつつ、スムーズな登録を目指しましょう!
【よくあるお悩み②】商品の仕様で多くのエラーが起きる
返礼品登録時に「商品の仕様」でのエラーにお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
前提として、「商品の仕様」とは以下の添付画像にある「この商品について」の下に続く約5個の箇条書きになります。

ここには以下の3点の情報を入れてしまうと登録ができなくなる、または「検索対象外」のエラーが起きてしまう可能性が高いです。
内容を確認し、返礼品登録時に当てはまっていないかの確認をしてみましょう!
「商品の仕様」に含めるとエラーになりやすい情報
・返礼品の提供事業者の詳細情報
例えば…「電話番号」「住所」「メールアドレス」「公式HPのURL」など
・レビューに関連する文言
例えば…「楽天ふるさと納税でレビュー1000件獲得」「★4以上の評価多数」など
・高評価のレビューを集める様な文言
例えば…「寄付された方は高評価レビューをよろしくお願いいたします!」など
基本的に「返礼品のプロモーション(販売の促進)を行うワード」は登録不可となります。
こちらの内容を含み登録した商品に関して、全部が登録ができないわけではありません。
しかしAmazon側で検知されてしまうと、ある日突然出品停止になる場合も……。
12月の繁忙期にそのような事態にならないように、今のうちにチェックをしておきましょう!
【よくあるお悩み③】メイン画像のせいで検索対象外
よくあるお悩みの最後として取り扱うのが「メイン画像」問題です。
冒頭に記載させていただいた通り、ふるさとチョイスや楽天ふるさと納税から情報を流用される自治体様も多くいらっしゃるかと思います。
メイン画像もAmazonでそのまま使用したかったが、Amazonの規約に反しており登録ができなかった…なんて事も多々あったはずです。
基本的にどの自治体様もふるさとチョイスや楽天ふるさと納税の画像には、返礼品関する文字情報や写真の背景などが存在している状況です。
今回はAmazonの規約に沿ったメイン画像の作成方法、またエラー時のテクニックなどご紹介いたします。
メイン画像の注意点
基本的にAmazonのメイン画像は「背景白抜き&テキスト情報削除」が必須になります。
例として楽天とAmazonでのメイン画像の比較をしてみます。
▽各サイトの推奨メイン画像サンプル▽

どのカテゴリーの返礼品でも【 背景を白くしテキスト情報は削除 】します。
また、返礼品自体が一部トリミングされているなどもエラー対象になるので、基本的に「返礼品の全体像は写す」こともお忘れないよう画像作成を進めてみてください。
食品カテゴリーの場合
そうした中で食品カテゴリーは背景色が白ではなくても、エラーの対象とならない場合がございます。
ただし、Amazonの画像規約を遵守していない状態であるため、エラーとなる可能性もございます。
” あくまで食品カテゴリーの場合は問題ない場合が多い ” とだけご認識いただければと思います。基本的にはAmazonの画像規約に則った画像を準備しましょう。
▼「食品」カテゴリーのメイン画像サンプル

また細かくカテゴリーのメイン画像を見ていくと、食品以外のカテゴリーでも同じ傾向が見られたりと返礼品によってはある程度システムの検知が緩い場合があるようです。
「この返礼品のメイン画像はどうすればいいのだろうか?」
と悩んだ際は、Amazon上でほかの出品者様のメイン画像状況を確認するのもひとつの有効な手段です。ただし、基本的には規約に則った画像を準備することをお勧めいたします。
まとめると、基本的には白い背景で画像を作成し、画像内にテキストがある場合には削除するように注意しましょう。
「勝手にトリミング」のエラーが起きた際は
続いての注意点としては、背景を白くした画像を使用した際に「正方形で余白をもって作った画像がなぜか余白をトリミングされて登録されている」というお悩みです。
▼「勝手にトリミング」事例のサンプル

画像の余白が切り取られたことで以下の2点のお困りごとが起きがちです。
- 意図せず長方形の画像になってしまう。
- 画像がアップになることで画質が落ちてしまい荒い画像に。
これらの理由は、Amazon側で広めの余白を検知した際に、自動的にトリミングされてしまう事態が起きることがあります。
せっかく画像の準備までしたのに、意図しないものになってしまうのは困りますよね⋯。
こちらの解決方法として、画像作成時に「外枠をつくる」という対策方法があります。
▼「勝手にトリミング」解決策の説明

この方法ですと、外枠から品の画像だとAmazonが認識をし、自動で余白をカットされる恐れもないため、裏技としておすすめしております。
ただ外枠をつければ良いということではなく、黒く太い線で作成するとAmazonに検知され、メイン画像としてNGになる場合があります。
あくまでAmazon側で検知されにくい「薄めのグレーで細い外枠」の作成を推奨いたします。
ただし上述したとおり、あくまで ” 裏技 ” となりますので、AmazonからNG検知された場合には、メイン画像を変更する準備も進めておきましょう。
メイン画像は返礼品の顔ともいえる場所。
クリックしてもらうために規約を遵守しつつ、綺麗にわかりやすく作成をしましょう!
【そのほかの注意点】Amazonの仕様は頻繁に変わる可能性あり
その他に、Amazonを運用するにあたり自治体の担当者様が特に悩まれることとして、「仕様が頻繁に変わる」という点です。
ふるさと納税のポータルサイトですと、楽天ふるさと納税やふるさとチョイスなどは仕様変更前はどんな細かいものでも、お知らせが配布される傾向があります。
Amazonふるさと納税の場合、仕様変更の回数が多いこともあり「なかなか細部にわたり情報のキャッチができない」「仕様が複雑でついていけない」という状態の方々も多くいらっしゃるのが現状です。
これは、Amazonふるさと納税に限らず、Amazon出品全体を通して言われている傾向です。(だからこそ、当社のようなAmazon出品をご支援するプロが存在しています。)
「そもそもどこで情報を得ればよいのか⋯」
「Amazonの担当者頼みになってしまってよいのか⋯」
と不安を持つ方々の声も当社担当の自治体様からはよくお聞きします。
基本的にAmazonの仕様は頻繁に変わる可能性が高く、少しでも気になった際は「Amazon出品大学」や「セラーフォーラム」をもとに知識のアップデートをすることもおすすめです。
●Amazon出品大学
https://sellercentral.amazon.co.jp/learn
(確認日:2025年10月9日)
●セラーフォーラム
https://sellercentral.amazon.co.jp/seller-forums
(確認日:2025年10月9日)
※通常でのAmazonので販売とAmazonふるさと納税での出品の場合、仕様が違う場合もございますのでお気をつけください。
仕様が複雑だからこそ、Amazonの知識をより迅速にキャッチしより適切な運用を心がけましょう!
メイン画像についてのその他の記事⬇︎
まとめ
Amazonふるさと納税はまだ成長途中のポータルサイトになります。
しかし配送関連や相乗り出品など、Amazonだからこその強みを生かし、より寄付者の皆様にとって好まれるサイトになるための仕組みづくりは日々推進されています。
Amazonの正しい知識を持ち、より適切かつ有効的な返礼品登録をすることで数多の自治体の中から「選ばれる返礼品がある自治体」を目指せます。
そのためには本記事のポイントである以下の4点が必要となります。
- 適切な返礼品名の設定
- 規約に沿った商品の仕様の作成
- 魅力的かつ規約に基づいたメイン画像づくり
- 日々変化するAmazonの状況のインプット
ご多忙の中なかなか手が出ない項目もあるかと思いますが、まずは今年の年末の繁忙期に備えできることから取り組んでいきましょう!
Amazonふるさと納税返礼品登録についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサル・運用代行のアグザルファまでご相談ください!
アグザルファブログが皆様の一助となれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました
今後もアグザルファブログでは、Amazon出品者の皆さまに役立つ情報を発信して参ります!
ぜひ日々のAmazon出品にお役立てください。
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┃メディア掲載情報
■自治体ごとに異なる課題・要望に柔軟に対応! アグザルファのAmazonふるさと納税運用代行サービス(2025年3月24日公開「ECのミカタ」)
https://ecnomikata.com/original_news/46295/
■日々変化するAmazon出品への対応力! 圧倒的知見と経験に裏付けされたアグザルファの実力(2023年10月3日公開「ECのミカタ」)
https://ecnomikata.com/original_news/40277/
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■Amazonでの“勝ち方”を知るアグザルファが最短距離”で売上を最大化(2023年4月6日公開「ECのミカタ」)
https://ecnomikata.com/original_news/38560/
■「個の力の最大化」をミッションに。 日本初のAmazon専門コンサルが提供する+αの価値(2022年9月30日公開「ECのミカタ」)
https://ecnomikata.com/original_news/36126/
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